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つかさ本舗

四十路男の日常

「かわいそうなぞう」

2008/08/13 17:00 by つかさ

第二次世界大戦が激しくなり、東京・上野動物園では空襲で檻が破壊されて猛獣が街に逃げ出したら大変だということで、猛獣を殺すことを決定する。ライオンや熊が殺され、残すは象のジョン、トンキー、ワンリーだけになる。

象に毒の入った餌を与えるが、象たちは餌を吐き出してしまい、その後は毒餌を食べないため殺すことができない。毒を注射しようにも針が折れて注射が出来ないため、餌や水を与えるのをやめ餓死するのを待つことにする。象たちは餌をもらうために必死に芸をしたりするが、ジョン、ワンリー、トンキーの順に餓死していく。
(Wikipediaの解説より)

30~40代の方であれば、学校の教科書や図書館の絵本で一度は読んだことがあるのではないだろうか。

終戦記念日の8月15日、TBSラジオでの秋山ちえ子先生による朗読が今年も行われた。
92歳になられる今も元気に活動されている先生の朗読は、夏の風物と言ってもいいだろう。

そんな秋山先生のライフワークともいえる「かわいそうなぞう」の朗読がこの度、CD化されることになった。

CDにはラジオ放送用に一部編集されたものの他にも、童話本本編を朗読したロングバージョンを含む3種類のバージョン、さらに、物語に共感したアメリカの大物歌手、シンディ・ローパーによる英語バージョンの朗読も収録されており、貴重なものだ。

戦火の中で、絶望的な選択をせざるをえなかった飼育係の人々の悲痛な叫び、餌をもらうために必死に芸をしながら息絶えていった象の姿。

戦争のおろかさ、悲惨さ、そして平和への想いを後世に伝えるためにも、この物語、そしてこの朗読は、一人でも多くの人々、特に現代の子供たちにも読み聞かせ続けていくべきだと思う。

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