Condylox

つかさ本舗

四十路男の日常

日本人とマナー

2008/05/25 17:28 by つかさ

「最近の日本人はマナーが悪くなった」
最近イヤという程よく聞くこのフレーズ。

確かに老若男女を問わずマナーがなっていない人が多いような気はするのだが・・・

で、こんな記事を見かけた。
「折りたたむ」「そのままで」 電車内ベビーカーでマナー議論

事の発端は、JR東日本をはじめとする鉄道各社のベビーカーでの乗降時の注意を促す共同キャンペーンだったのだが、そのポスターの一部に混雑する車内でベビーカーを折りたたみ子供を抱いて乗車する写真が使用されていたのだそうだ。
それに対して「折り畳めないなら電車に乗るなということか」という苦情が入ったのだという。

その苦情の主は3人の小さな子供を持つ母親で「1人で子供を連れて移動することが多い。マナーの問題にするのではなく、女性専用車両のように、ベビーカー専用の車両を設置してほしい。これでは病院にもいけない」と訴えたのだそうだ。

そんな声に対して、車内ではベビーカーを畳むべきだ、という意見では
通路にドカンとベビーカーを置いて、周りも気にせずおしゃべりに興じるママさんグループが居て迷惑した。
無言でベビーカーを押し込むようにして来て、ぶつかっても気にしない親がいた。
と、ベビーカーを利用する親のマナーの悪さを指摘するものが多かった。

対する、畳まなくていい派は
荷物と赤ちゃんを抱っこした状態で揺れる電車に乗るのは、バランスを崩して転倒する可能性もあり危険。
皆我先に他人を押し退けて電車に乗り、他人のことなどお構いなし、老人や妊婦さん、幼児連れに席を譲る人はほとんどいない。
と、席を譲らない周囲の人間のマナーの無さを問題としている。

ベビーカー専用車両っていうのは、鉄道利用者の比率から考えても1車両丸ごと専用車両にするなんていうのはちょっと無理な話しで、そんな無理難題を言う親を「これぞモンスターペアレンツ」と批判する意見も見受けられた。

これらの記事や意見を読んで、1つのことが抜け落ちていることが気になった。

それは「周囲の第3者に対する気遣い」だ。

ベビーカーを畳まずに乗ったとしても、なるべく周りの人の邪魔にならないように気を配る。
子供を抱えて難儀している母親が居たら席を譲る。

こんな単純で簡単なことがお互いに出来ないからギクシャクとしてイライラしてしまうのだ。

これはとりもなおさず他のマナー違反にも当てはまるわけで。
マナーというのは人間が他者と社会生活を営む上でお互いが気持ちよく生活するための知恵なわけだ。

それがいつの頃からか、自己の利潤、欲求を満たすことだけに執着して、周囲の目に対する想像力が欠如してきてしまったのだ。
そこへ持ってきて昨今マナー偏重の動きもあるから、なおさらギスギスとしてしまう。

もっと柔軟に周りへの配慮が出来るような、心にゆとりのある人間が(自分も含めて)増えることを望むばかりだ。

カテゴリー: つぶやき | コメント(2)»

深夜食堂

2008/05/11 11:57 by つかさ

馴染みの小料理屋の常連さんにものすごい猛者がいる。
飲食店のコンサルティング・プロデュースを生業としていて、趣味と実益を兼ねて年間1300軒程の店を呑み歩くという方だ。
その日に訪れて気になった店を紹介するブログは、とても興味深い。

そんなブログで、件の小料理屋を取り上げた際に紹介されていた本が気になった。

深夜食堂

ビッグコミックオリジナルに連載されている漫画。
つげ義春を彷彿させる画風が、昭和の懐かしさを感じさせる作品だ。

営業時間は、夜12時から朝7時ごろまで。決まったメニューは豚汁定食と酒類だけ。
後は注文があればできるものならなんでも作る、というのが営業方針という飯屋が舞台。
強面の大将が切り盛りするこの店にやってくるのは、ヤクザの兄さんにストリップ女優、ボクサー、売れない演歌歌手に冴えないサラリーマン。
そんなちょっと訳有りな客が頼む料理は、昨今のグルメブームに乗った小難しい料理ではない。
真っ赤なタコさんウインナーだったり、猫まんまだったり、作った次の日のカレーやポテトサラダだったり。

そんな料理を中心に客達の、あるときは可笑しい、あるときは涙無しには読めないエピソードが描かれている。

おしゃれに着飾った華やかな、でも少し空虚に感じる今の時代からちょっとはみ出してしまったような人々の物語に暖かさを感じる佳作だ。

そして私はといえば、今夜もそんな人たちに出会いたくて、夜の酒場に繰り出すのだ。自分の場所を見つけたくて。
(なんてね)

カテゴリー: こんなもの買った | コメント(0) »

高田渡,旅の記録 上巻

2008/05/08 18:18 by つかさ

高田渡のNewアルバムが発売になった。

高田渡,旅の記録 上巻

渡さん本人が録り貯めていたライブ音源が見つかり、その中から厳選した演奏、MCをまとめたものだ。「上巻」と銘打っているということは「中巻」「下巻」も出るのだろうか。今から楽しみだ。

過去のアルバムに収められていない曲も含まれており、ファンにとってはまた渡さんに逢えたような感動がある。

一般の販売は5月10日だが、発売元のアルタミラミュージックの公式サイトで先行予約販売をしており、特典として生写真、それに抽選で10名に非売品Tシャツが当たることになっていた。

5月1日にCDが手元に届いた。
その中にはなんと!!

Tシャツが入っているではないかぁ!!

10名の抽選に当たったのだ!!!
猛烈に超ラッキーだ。


袖には「いせや」の文字が

くじ運が悪い私としては大変なことだ。

早速着てみるか!!

・・・あ、サイズSだ・・・・ orz

メタボな身体ではまったく入りません。いや、ダイエットしたとしても骨格的に入りません・・・
こんなオチがあるとは。

額にでも入れて大切に飾るかな・・・

カテゴリー: こんなもの買った | コメント(0) »

GWは丸太小屋

2008/05/06 13:40 by つかさ

久しぶりにGWにまとまった休みが取れたので、10年来親しくしていただいている某ショップ社長Fさんの白樺湖近くの別荘へ2泊3日で連れて行っていただいた。

この別荘はオーナーであるFさんが友人知人等の協力も借りながら6年近い日数をかけて手作りした丸太小屋で、地下1階地上2階とその別荘地でもひときわ目を引くものである。

日頃部屋に閉じこもってパソコンの前から動かず仕事して、外出といえば日が落ちてから呑みに出るような生活をしている私としては、そんな丸太小屋でマッタりしながら、時には自然の中で汗を流して薪割り作業等をしながら呑むビールが格別でものすごいリフレッシュになる。

前回、今年1月に来た時は雪深くあまり外に出れなかった。新緑のGWの季節に来るのは本当に久しぶりだったのでとても楽しみだ。

GW初日の高速渋滞を避け一般道でのんびり6時間近くかけて到着した。
そしてそこで目にしたのは・・・

玄関へあがる階段が根元からボッキリ折れて無残に壊れていた。
見ると支柱になっている太い丸太などがかなり腐食していた。着工から20数年も経つとやはり傷みは出てくる。玄関デッキ部分は雨ざらしなのでなおさらだ。
今年の冬は結構雪が多かったのでその重みに絶えられなかったのだろうか。

初日はとりあえず到着したのが午後1時過ぎだったので、掃除や滞在中に必要な食材や生活用品その他の買出しなどをしているうちに夕方になり早めの晩御飯となった。
ここ数年よくご一緒させていただく滞在メンバーに、オーナーの知人で既にリタイアしたが有名なレストランのシェフだったKさんがいらっしゃる。
今回もKさんが食事の準備に腕をふるってくださるということで、これが最近の丸太小屋滞在のもうひとつの楽しみだ。

初日の夜は天ぷら。当初は、小屋近くに自生している山菜で、ということだったが残念ながらあまり生えていなかった。
普段であればこの時期はたらのめなどが結構生えているらしいのだが。GWとは思えないほど暑かったし陽気が変わってしまったのか、それに近年は山菜取りに他人の土地に勝手に入り込む輩も多いらしいので摘まれてしまったのか。
なので、近くのスーパーで買った野菜(それでも地のものだからOKだ)で作った天ぷらで、またタップリとお酒を呑んで10時前には床についた。

翌朝、あれだけタップリお酒を呑んだ割りにはスッキリと朝6時前に目が覚めた。朝食はシンプルに焼き鮭にお味噌汁で済まして、今日の作業、階段の修理にかかることにした。

とはいえ、元の階段を復元するだけの太い丸太も無いので応急処置で簡易的な階段を作ることになった。
ひとまず今の崩れた階段の残骸を取り除く。大人1人で持ち上げるのも大変な重さだ。一時間ほどで退かしきった時にはもう汗だく。運動不足の身体にかなりこたえる。

続いて仮の階段となる板を固定させるための台座作り。ところが電動ドリルの充電が切れていた。
なのでドリルの充電が済むまで人間も充電することにした。
プシュッと缶ビールを開けた時はまだ朝8時半。この瞬間が本当にたまらない。

充電完了して作業再開。

ところが今度は台座を打ちつけようとしたデッキ部分の床板もかなり腐食していることがわかり、重症な部分だけ張り替えることになった。
電動ノコで板の長さをあわせて、電動ドライバでねじ止めしていく。
そこに台座をつけて板を渡し、滑り止めに等間隔で板を打ち付けていく。
作業開始から3時間ほどで、仮階段完成となった。

すっかりお腹も減ったので、早めに昼飯の準備をしてもらう。
今日のお昼のメニューは、春キャベツとコンビーフのパスタ。
補修が終わったばかりのデッキにテーブルを出して、頂く。シンプルな味付けだけど美味しい。適度な労働と美味しい空気も良いスパイスだ。
 

午前中で一通り作業が終わったので、午後はフリータイムだ。
こういう生活をしていると、一日が長く有意義に感じる。

午後は、最初にこの別荘に招待してくれた私の元上司Iさんと別荘地近くにある本沢渓谷というところを散策しにいった。
渓谷沿いの林道を歩く。ところどころに山桜が咲いている。川辺へ降り冷たい水で顔を洗う。
気持ち良い。
 

3時間ほどブラブラと散策したのち、4時半頃別荘へ戻った。
お風呂で汗を流したら、後は晩酌タイムだ(朝から呑みっぱなしだが・・・)

夕飯のメインディッシュは、元シェフKさんが懇意の肉屋から仕入れてもってきてくれた鴨肉。といってもそこいらの鴨南蛮に入ってるようなのとは訳が違う。
場所が場所なら半身で2~3000円はくだらないだろうというものをなんと一人一本。
軽い塩味でオーブンで丁寧に焼いてスライスした鴨肉を赤ワインでいただく。

数枚ずつを残して、それをさっと卵とじて締めの鴨丼。
すっかり満足した後は、軽く呑みなおして眠気の誘うまま床についた。

2泊3日の濃密なリフレッシュタイムを過ごすことが出来た。
次回は夏、改めて階段の復旧作業に訪れることになるだろう。

カテゴリー: つぶやき | コメント(0) »