シードマスター
2週間ほど前、フジテレビの「奇跡体験!アンビリバボー」で放送していた話題。
かなり荒唐無稽だけど、なかなか面白い見解だったので、忘れないうちに書き留めておこう。
2004年、イスラエルのサファリパークで飼育されていた猿が突然二足歩行を始めた。
2003年、アジアで猛威を振るったSARS、しかしある日突然沈静化した。
このまったく関係のなさそうな二つのニュースに、ある共通点があるという。
それが「ウィルス」だという。
その猿は、ウィルス性腸炎で、生死の境をさまよった後に二足歩行を始めたという。
ここで出てくるのが、生物の進化に「ウィルス」が影響してくるという説。
ダーウィンの進化論によると、生物は環境に適応するために自然淘汰を繰り返し緩やかに進化していくという。
しかし、ここで問題となるのは、例えばキリンが高い木の上の餌を求めて、徐々に首が長くなっていたのだとすると、首が伸びる途上のキリンの化石が発見されてもいいはずだが、それが発見されていないという。
(この進化論の矛盾というのは過去にも聞いたことがある)
つまりキリンはある日突然首が伸びたのではないか。その謎に迫ったのが医学博士中原英臣の「ウィルス進化論」
(しかしまぁこの説が本当だとすると・・・一番最初に首が伸びちゃったキリンは、さぞかしビックリしたことだろうなぁ)
生物の設計書である遺伝子は親から子に引き継がれていく。しかしそれが分岐していくだけで、地球上の何千万種の生物が誕生するのだろうか。
種類の異なる動物の遺伝子がウィルスによって運ばれ、それにより生物の多様性を生み急激な進化を起こしたのではないだろうか、というのが中原氏の説らしい。
ではそのウィルスはどこからやってくるのか。
ある周期で流行る病気があり、それと時期を同じくして彗星が地球に接近するという。
つまり、ウィルスは彗星によって運ばれてくるのだという。
そのウィルスを彗星に乗せて送り込んでくる、それが「シードマスター」という存在だと解く研究者がいるらしい。
「シードマスター」直訳すると「種をまく支配者」となる。
このシードマスターとはいったい何者なのか。”神”のような存在なのだろうか。
ある時期地球の支配者だった恐竜、なぜ恐竜たちは滅びたのか。
その原因が隕石落下による地球環境の激変によるものだという。
ではその隕石も「シードマスター」が送り込んだものなのか。
「シードマスター」は地球を生物進化の実験場としているのか。
・・というのが大まかなストーリーだ。
まぁ随分面白い発想だ。
しかし、案外なるほどなぁ、と思うところもあった。
昔々の人々も、彗星の到来と疫病などの周期性を関連付けて、彗星を悪魔の使者と考える思想があったと聞く。
今ほど観測技術や科学が発展していない時代だからこそ、人間はある種本能として、彗星の役割とそれに対する恐怖を感じ取っていたのだろうか。
もし本当に地球がシードマスターによる進化の実験場であるとしたら、なぜ恐竜たちは滅ぼされたのか。
恐竜はシードマスターにとって失敗作だったのだろうか。
だとすると、高度な知的文明を作り上げた現在の地球の支配者「人間」は、シードマスターにとってはたして成功作なのか失敗作なのか。
ふと、そんなことを考えみた。
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