チャゲアス解散!!??
昨朝、チャゲ&飛鳥解散との情報が一部スポーツ紙の一面を飾った。
青春時代をチャゲアスで過ごしたアラフォーおじさんとしては「ついにこの日が来たか」と過ぎ去った年月の長さを思い知らされた。
今年はデビュー30周年ということでいろいろイベントやライブもあるだろうから久々に行ってみたいと思っていたのだが。
ところが、午後になって「誤報だ」との情報が伝わってきた。所属事務所も公式HPで「解散の事実はない」と表明した。
どうやら「無期限活動停止」というニュアンスらしい。
今までもソロ活動に重きをおきチャゲアスとしての活動を行わないことは多々あった。
チャゲアス自身も過去のインタビューなどで「チャゲアスは、チャゲと飛鳥というそれぞれ違う個性を持ったミュージシャンによるユニットだ」と二人での活動だけに固執しない姿勢を話していた。
なのでファンとしては「なんだ、いつものことじゃん」ということになった。
とはいえ、そういえば最近は若い頃に比べて、あまり深く聞き込んでいないことを反省して、久々にCDを聞きながらあの頃を振り返ってみた。
チャゲアスとの出会いは小学校6年に遡る。
当時、我が家に居候していた一回り上の従姉の影響で5年生頃からさだまさしやバンバン、かぐや姫を聞いていた。
その年のクリスマスプレゼントにはYAMAHAの1万5千円のフォークギターを買ってもらい、同じクラスのこれまた同じように姉貴の影響でフォークソング好きだったT君と一生懸命ギターを練習していた。
6年生の秋、当時人気の音楽テレビ番組「夜のヒットスタジオ」で新曲「万里の河」を歌うチャゲアスを見た。今まで聞いた事が無い無国籍な雰囲気の曲と歌のパワーに圧倒された。
今まで聞いていたおとなしめのフォークソングとは明らかに違うインパクトだった。
次の日学校に行くとT君も「おい、夜ヒット見たか、かっこよかったな」と興奮気味だった。早速その日の放課後、二人でレコード店に行ってそのレコードを購入した。
その日から私とT君はチャゲアス一色になった。
中学~高校とコピーバンドを作ったり、あちこちのライブを見に行ったりした。
初めて見に行ったライブはアルバムにもなった伝説の代々木スタジアムだった。全国ツアーにあわせて関東一円はもとより名古屋、大阪、遠くはファンクラブの集いで沖縄までも行ったものだ。
まだ「万里の河」以降、大ヒットと言える曲がなかったあの時代、周りの同級生なんかにチャゲアスファンであることを告白すると「一発屋」だの「ハゲ&スカ」だのと小バカにされながらもジッと耐えて彼らを応援し続けた。
「モーニングムーン」「SAY YES」「YAH-YAH-YAH」と大ヒット曲が増え、国民的人気ミュージシャンになっていくにつれ、ライブチケットが取りづらくなり、ちょっと手の届かない存在になったように思い寂しくも、しかし支えてきた身として誇らしくもあった。
一時期飛鳥が喉の酷使により思ったように声が出なくなって、歌声を聴くのが辛くてたまらなくて距離を置いてしまった時期もあった。
それでもやはり今でも時折CDを聞くと、彼らのようなミュージシャンになりたいと無謀な夢を見てギターをかき鳴らしていた青春時代の全てが蘇って来る。
さて、そんな私のもっとも好きな曲はというと・・・
アルバム「Code Name.1 Brother Sun」に収録されている「NO PAIN NO GAIN」だ。
当時サラリーマンプログラマーだった私は、とてつもなく火を噴いている過酷なプロジェクトに参加することになった。
1ヶ月の残業時間が200時間近い状態が1年近く続き、やることなすことも空回りして上手く行かない。自信を失いかけている時に聞いたこの曲にどれだけ勇気付けられただろう。
「NO PAIN NO GAIN」-“痛みなしでは得られない”。
「物事が進まないからと言って、その瞬間で答えを出してしまう、マイナス感を否定する歌です。まだやれる、まだ可能性はあるという、いつだって持ち続けてきた気持ちを込めました。」という飛鳥のメッセージは本当に心の支えになった。
そのほかには
「NとLの野球帽」
「On Your Mark」
あれ、そう考えてみると、「Code Name.1 Brother Sun」「CODE NAME.2 SISTER MOON」の2枚ってかなり完成度高かったんだなぁ。
当時アルバム自体の印象としてはそれまでの曲調と雰囲気が変わって、あと2枚続きのコンセプトアルバムと謳っていた割りにはちょっと中途半端な感じがしていたのだが。
ちなみに初期のアルバムでは、「INSIDE」が好きだった。
コンピュータの導入など、フォークロック、演歌フォークと言われた曲風からの脱却を狙った意欲作だ。
久々に押入れからギターを持ち出して弾いてみた。左の指先が痛い。
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